リソグラフ 印刷データの作り方

形式ファイル:.ai /.psd /.pdf /.jpg /.png 手書き原稿の持ち込みもOK!
推奨解像度:300~600 dpi

①分版データ(色ごとのデータ)を作成【2色で印刷する場合】

リソグラフは孔版印刷という版自体に穴をあけそこから1色ずつインクを擦りつける印刷方式です。
そのため普通のインクジェットプリントとは違い、色ごとにデータを作成します。

②分版データをグレースケール/モノクロに変換

①で作った色ごとのデータをそれぞれグレースケール/モノクロに変換します。
グラデーションや中間色を含んでいる場合はグレースケールがおすすめです!

※ソフトによってはグレースケールに変換するとカラーに戻せなくなるものもあります。事前にバックアップをとっておくと安心です。

③濃度の調整

リソグラフは黒の濃淡によってインクの濃さを調整します。
カラーからグレースケールに変換すると仕上がりが思ってたよりも薄くなることがあります。
特に黄色や蛍光色など淡い、明るい色はかなり薄く変換されるので調整は必ず行いましょう!

※リソグラフのインクは完全に乾きません。(面積の広いベタ部分はとくに)濃度をK90~80%以下にしましょう。

無事にデータが完成!お店で印刷してみましょう!

【 注意しておくこと! 】

ズレます、かすれます

リソグラフの特徴で版ずれを起こしたり、かすれが起きたりします。
これが思わぬ表現をしてくれることもありますが、あらかじめ上記を想定して色分けすると良いです。


ロール跡に注意!

紙送りのために機械の中心にロールがついています。
べた塗りが多い作品だとこのロールにインクが付いてしまい中心にロール跡がついてしまいます。


周囲3mmは印刷×

周囲約3mmは余白となります。
裁ち落としを希望の場合は仕上がりサイズより大きい紙にトンボ付きのデータで印刷しましょう。

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